RNA-Seq解析を手軽に実施

トランスクリプトームやRNAシーケンスという名前でもお馴染みのRNA-Seq解析は、NGSと呼ばれる次世代シークエンサーを利用した遺伝子発現量を定量する方法の一つです。

解析の流れは、シークエンサーから出力されたリードと呼ばれる配列情報に対してクオリティチェックを実施するところから始まります。

次にクリーニング処理してからリードをリファレンス配列に対してマッピングして、各遺伝子領域にどれだけマッピングされたかを集計します。

ここでマッピングにより集計されたリード数は、遺伝子の相対発現量とすることが可能です。

RNA-Seq解析では発現量を定量した後、目的に応じて解析を進めていきます。

例えば、複数のサンプル間で発現量を比較してどの遺伝子の発現が促進もしくは抑制されているかを明らかにしたりします。

明らかにすることによって、遺伝子や応答メカニズムを解明することが可能です。

様々なバイオインフォマティクス処理によって、分子メカニズムをゲノムレベルで解明できるようになります。

RNA-Seq解析を行うには、次世代シーケンサー装置とバイオインフォマティクス処理が可能なハイスペックのパソコンが必要です。

処理を実際に行う、知識と経験を持つスタッフの処理も必要になるので注意が必要です。

特に装置は非常に高額なので、簡単に購入できないというのが現状です。

株式会社理研ジェネシスでは前処理したサンプルを送るだけで、シーケンサーによる解析とバイオインフォマティクス処理を行うサービスを行っています。

オプションによって、バイオインフォマティクスの内容も変えられるので非常に便利です。

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